18日に歩いた六甲縦走路。

18日の日曜日、兄と六甲全山縦走路の一部を歩いて来ました。

六甲全山縦走路は須磨から宝塚までの約56キロのコース。今回はその一部、須磨から摩耶山(阪急六甲駅)までの約32キロを歩いてみました。

出来れば全山縦走したかったのですが、今の私では全然無理…二日に分けて全山縦走路を歩き、下見してくれた兄に今回も大迷惑を掛けてしまいました。


まぁ、惨敗山行記録として載せておきたいと思います。


当日須磨浦公園の駅に到着は6時前。電車の中から腹の調子が悪かったので、駅で思いきり出すものを出します。

まだ薄暗い須磨浦公園駅。さぁ!行くで!

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先ずは旗振山を目指します。頂上からは明石海峡大橋が見えてキレイでした。

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次に向かう山は…何やった?…まぁ何か知らんけど高倉団地を抜け、須磨アルプス方面に歩きます。

須磨アルプスの手前に出現する、栂尾山の400段階段。見るだけでげんなりします。

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加藤文太郎氏が歩いてた頃は、山と山が繋がっていたのでしょうが、宅地開発により縦走路は一部住宅街を歩きます。

兄が『つまらんよ』と言っていたのは、こう言う事なんですね。

写真でよく見てた須磨アルプス『馬の背』。

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規模は小さいですが、中々アルペンチックです。

兄です。私よりかなりスマート…

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さぁ、何か知らんけどどんどん歩きます。


小説『孤高の人』で老人が加藤文太郎の話をしていた山に到着。

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私もサワリだけは読んだのですが、ここの山だったのね…兄に教えてもらいました。


丸山、鵯越の市街地を歩き、鵯越駅通過。途中太腿がつりましたが、何とか持ちこたえました。

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今回一番キツかった菊水山への登り。
登山道はよく整備されてますが、限界近しの私にとっては、地獄の登りでした。

ヘロヘロの私に、後ろから来た登山者の
方が『菊水山は初めてですか?』『鵯越駅からですか?』とか聞いてきたので、
須磨から歩いて来ましたと言うと『そりゃエラいわ』だって…

さすがの私も、鵯越駅からやったら、もう少しマシに歩いてますよ。ほんと。

ヘロヘロになりながら菊水山到着。

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ここで少し長めに休憩を取り、兄は食事タイム。私は暫しベンチで寝転んでました。


私のヘロヘロ具合を見て、兄はこの時点で全縦を諦め途中撤退を決意。とにかく次の鍋蓋山へ向います。

滑りやすい登山道を一気に下って行きます。下ると言う事は、また登るんやで…ふぅ。

鍋蓋山の手前の天王吊橋。

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ひ〜ひ〜登り鍋蓋山。

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鍋の蓋でもフライパンでも、何でもえーわ!


鍋蓋山から再度山〜大龍寺〜市ガ原へ下ります。

市ガ原のさくら茶屋でジュースを飲んでいると、兄が『ここまできたんやで、頑張って摩耶山まで行こうや!』と言ってくれたので、頑張って摩耶山まで行くことにしました。

稲妻坂、天狗道を歩き茶色反射板が見えると摩耶山掬星台近しです。

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何とか摩耶山(掬星台)に着けました。

到着したら自然と涙が出てきました。劔岳の頂上に立った時もこみ上げてきましたが、今回はそれ以上です。

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左端が兄です。

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一人なら宝塚まで行けたやろうけど、すみません。ここまで10時間も掛かっちゃいました。

下山は上野道で。途中現れる旧天上寺跡。

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イノシシがブヒブヒ言っているのにビビりながら、六甲駅まで歩いて今回の山行終了。


兄貴!11月の全縦大会までには、もう少し歩ける様にしますので、また付き合って下さい。今回"も"色々とありがとうございました!

おわり